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【映画の感想】『バタフライ・エフェクト』を鑑賞。彼にとって本当のハッピーエンドとは何だったんだろう

 

どうも、いうら( @mikkabo_zunari )です!

 

今回は前々から書いてみたいと思っていた映画の感想の記事に挑戦。

もともと映画を観るのが好きなのですが、今までブログに書いたことはありませんでした。

というのも、あたし語るのが苦手なんです。

すごくおもしろい!これ最高!と思っても人に伝えるのがうまくできなくて。

実際に話してみると、薄っぺらい感想しか言えない自分が昔から嫌いでした。

でもやっぱりどうしても書いてみたい。ということで、今回は自分の中でちょっとしたチャレンジ記事。

温かい心と、豊かな想像力で読んでくれたらうれしいです。笑

※ネタバレを含むところがあります!ご注意ください!

 

 

バタフライ・エフェクト

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出典:映画.com

2004年に公開されたアメリカの映画です。

カオス理論の1つである、バタフライ効果をテーマに制作されました。

監督はエリック・ブレスとJ・マッキー・グラバー。

114分とそんなに長くない映画です。

 

バタフライ効果とは

物事にほんのわずかな変化を与えると、そのわずかな変化がなかった場合とは、その後の状態が大きく変わってしまうこととあたしは解釈しました。

これを調べるとめちゃくちゃ難しいことしか書かれていなくて、簡単にこういうものだよ!と明言はできそうにありません。

気になる方はぜひ調べてみてください!

 

あらすじ

主人公はエヴァンという少年。

彼は幼い頃、時々短時間の記憶を喪失することがありました。

お医者さんに診てもらったところ、治療の一環として日記を書いた方がいいと言われ書き始めます。

そして7年の月日が流れ、彼は大学生になります。

ある日丸7年間記憶喪失の症状が起こらなかったことを喜び、日記を読み返します。

すると不思議なことに、読んでいる最中そのページの過去に戻ってしまいます。

彼はしだいに自分にタイムリープ能力があることに気づき始め、自分のせいで幼馴染のエイリーの人生を狂わせてしまったことを知り、過去へ戻り運命を変える決意をします。

何度も過去へ戻り、選択肢を変えることによって再構築される世界。

そこでは必ずエヴァン本人、もしくは彼が救おうとした誰かが不幸になっていました。

最後にとった彼の行動とは…。

 

ネタバレを含む感想

小学生の頃うる星やつらのビューティフルドリーマーを観てから、タイムリープやループものに興味を持つようになりました。

今まで観た作品は、

  • うる星やつら「ビューティフルドリーマー」
  • 僕だけがいない街
  • シュタインズ・ゲート
  • 涼宮ハルヒの憂鬱「エンドレスエイト」
  • ひぐらしのなく頃に
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • 四畳半神話大系(これはちょっとちがうかな?笑 パラレルワールドもの?)
  • 時をかける少女

です。たぶんこれで全部。

見事に漫画、アニメだらけですね。笑

今回は初めての実写?ものであり、期待大で観ました!

 

見事なループ作品

伏線回収がすばらしい作品でした!

それでいて初見でもわかりやすいところがまたすばらしい!

えっ?どういうこと?という場面は特にありませんでした。

今まで観た作品の中だと、「僕だけがいない街」に1番近い感じかなと思います。

主人公が1人の女の子を救うため何度もタイムリープを繰り返すところなんかはそのままです。

僕街はこの作品ほど誰かが不幸になったりはしませんが。

 

人は自分の思い通りには動かない

エヴァンが思い浮かべた通りに全員が動いていれば、きっと何回目かのタイムリープでハッピーエンドになっていたと思います。

トミーがエヴァンの説得で犬を殺すのをやめた時なんかは特に思いました。

この時エヴァンはトミーが自分の説得で犬を殺すのをやめない場合も予想して(そもそも殺すとしか思っていなかったのかな?)、レニーに犬が入った袋を破かせるために刃物を持たせました。

しかしレニーは袋を破くためだとは思わず、その刃物でトミーを殺してしまいます。

人を思い通りに動かせないということがよく分かった瞬間でした。

物語上でも難しいのに、実際の人間となると更に難しいでしょう。

(ここで言う物語上でもというのは、よく漫画家さんが勝手にキャラクターが動くっていうやつ)

 

彼にとってのハッピーエンドとは何だったのか

この作品のエンディングは、彼女が死ぬことなく、トミーは少年院に行くこともなく、レニーが人を殺すこともなく、エヴァンの母親が肺がんになることもなくなります。

何も知らない全ての人はハッピーになりましたが、エヴァンはどうでしょうか。

彼女を救うという意味ではハッピーエンドです。

しかし彼にとっての完全なハッピーエンドとは、彼女を救い、彼女と共に幸せな人生を送ることだったのではないでしょうか。

そう考えると、彼にとっては不完全な結果だったのかもしれません。

彼が望む結果にするためには、ケイリーに再会した時に過去の答え合わせをするのではなく、たった一言「君を迎えに来たよ」と言えばよかったのだと思います。

 

ラストはお約束?

シュタゲ同様、ラストはリープのもととなる物を破壊します。

シュタゲの時も思ったのですが、もう過去に戻りたくない!という強い意思があれば破壊する必要がなかったのでは?なんて。

でももしかしたら何度もリープした人は、やはり何かのタイミングでリープしたいと思うことがあるのかもしれませんね。

誰にだって大なり小なり過去に戻ってやり直したいという時はあるだろうし、ましてや戻れる術を知っているならダメだとわかりつつも頼ってしまうかもしれない。

そう考えると破壊するのが正解ですね。

 

史上最も切ないハッピーエンド

バタフライエフェクトと検索すると、「史上最も切ないハッピーエンド」と出てきます。

しかし、あたしは「切ないラブストーリー」だったと思いました。

ただしこれは本編のエンディングの話であって、DVDには別エンディングが2つ収録されています。(こういう作品は初めて見ました!)

 そのうちの「Happy Sappy Ending」という方を観ると、確かに史上最も切ないハッピーエンドだなと思いました。

 

まとめ

期待以上にとても満足のいく作品でした!

有名なことは知っていたので、期待値はかなり膨らんでいたのにもかかわらず!

あたしのように漫画、アニメでタイムリープがおもしろいと思っている人にはぜひ見てほしい作品の1つです。

この作品には続編が2つあるらしいのですが、そっちを観るかは迷い中。

今作が気に入っているだけに、次作でん~微妙~?とはなりたくなくて。笑

もし観たことがある人はどうだったか教えてください☺

最後まで読んでくださり、ありがとうございました~!! 

 

お題「ゆっくり見たい映画」

 

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