どうも、いうらです。
この前ふとアルプス一万尺を歌っていたら、
「アルプスって一万尺しかないの?小さくない?」
と同居人に言われたのをきっかけに、この曲について少し調べてみました!
「アルプス一万尺」とは
もとはアメリカの民謡で、「ヤンキードゥールドゥル」という名前の曲らしいです。
独立戦争の時の愛国歌。
日本に上陸したのはペリー来航時。
その時にこの曲が音楽隊により上陸時の行進曲として演奏されたそうです。
そこからおもちゃの曲や、CM曲として使われるようになっていったとか。
そしてペリー来航から約100年後。
日本語で登山にまつわる歌詞をつけられたのが、みなさんが知っている「アルプス一万尺」です。
ちなみに作詞者は不明!
※省略して書いているので、ちゃんと知りたい方は自分で調べてみてね!
アルプスとは日本アルプスのことだった
あたしのイメージ的にこんなんだったけど 、
実際はこんなんだったってこと?
調べるまでは外国の曲を和訳したのかな~なんて思ってたけど、実際は日本人が作った替え歌だったとは…。
ちなみに日本アルプスの高さを調べてみると、最高峰の北岳が3193mでした。
たしかに一万尺くらいだわ。
歌詞が29番まであるって知ってた?
歌詞
- アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを 踊りましょ
- 昨日見た夢 でっかいちいさい夢だよ のみがリュックしょって 富士登山
- 岩魚釣る子に 山路を聞けば 雲のかなたを 竿で指す
- お花畑で 昼寝をすれば 蝶々が飛んできて キスをする
- 雪渓光るよ 雷鳥いずこに エーデルヴァイス そこかしこ
- 一万尺に テントを張れば 星のランプに 手が届く
- キャンプサイトに カッコウ鳴いて 霧の中から 朝が来る
- 染めてやりたや あの娘の袖を お花畑の 花模様
- 蝶々でさえも 二匹でいるのに なぜに僕だけ 一人ぽち
- トントン拍子に 話が進み キスする時に 目が覚めた
- 山のこだまは 帰ってくるけど 僕のラブレター 返ってこない
- キャンプファイヤーで センチになって 可愛いあのこの 夢を見る
- お花畑で 昼寝をすれば 可愛いあのこの 夢を見る
- 夢で見るよじャ ほれよが浅い ほんとに好きなら 眠られぬ
- 雲より高い この頂で お山の大将 俺一人
- チンネの頭に ザイルをかけて パイプ吹かせば 胸が湧く
- 剣のテラスに ハンマー振れば ハーケン歌うよ 青空に
- 山は荒れても 心の中は いつも天国 夢がある
- 槍や穂高は かくれて見えぬ 見えぬあたりが 槍穂高
- 命捧げて 恋するものに 何故に冷たい 岩の肌
- ザイル担いで 穂高の山へ 明日は男の 度胸試し
- 穂高のルンゼに ザイルを捌いて ヨーデル唄えば 雲が湧く
- 西穂に登れば 奥穂が招く まねくその手が ジャンダルム
- 槍はムコ殿 穂高はヨメご 中でリンキの 焼が岳
- 槍と穂高を 番兵において お花畑で 花を摘む
- 槍と穂高を 番兵に立てて 鹿島めがけて キジを撃つ
- 槍の頭で 小キジを撃てば 高瀬と梓と 泣き別れ
- 名残つきない 大正池 またも見返す 穂高岳
- まめで逢いましょ また来年も 山で桜の 咲く頃に
Wikipediaより引用
けっこうロマンチックな歌詞も多い
お花畑で昼寝をしていて蝶々が自分の体にとまったことをキスと表現したり、星の光をキャンプのテントとかけてランプと表現したり、可愛いあの子の夢をみたり(それも2回も!笑)と、意外とかわいい歌詞がたくさんあるなと思いました。
自虐っぽい歌詞も多い
蝶々でさえも2匹でいるのに自分だけひとりぼっちとか、やまびこは帰ってくるのにラブレターの返事は返ってこないとか、好きな子の夢を見たけど本当に好きなら寝れないよねとか。
ちょっとおもしろくて笑っちゃいました。
「アルプス一万尺」はかわいくロマンのある男の歌だった
かわいい男の人のロマンある登山日記みたいだなと思いました!
登山の日記を書いている途中で好きな子を思い出して、しばらく思い出して思い出して、そうだ!登山の途中だった!って思い出したように恋の話はしなくなるあたりかわいいなって。
ってあたしの勝手な解釈ですけどね。(ここ重要!)
作詞不明っていうくらいなので、もしかしたら1人の人間が考えた歌詞ではないのかもしれませんね。
登山の小屋に置いてあるノートに、その時訪れた登山家たちが書いた詩を集めたものとかだったらおもしろいな。
なんてひとり勝手に想像してました。笑
全部の歌詞を歌ってみたけど、2番だけ全然うまく歌えなかった!誰か歌える人いる???
ではっ!
\ サブブログ再開しました /
ブログや動画、配信、ツイートなどにご利用ください!
\ ランキングに参加しています /