三日坊主なりの楽しい暮らし

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【映画の感想】『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』を鑑賞。鍵はゲロ?退屈する瞬間なしのミステリー映画!

出典:公式Twitter

 

どうも、いうらです。

 

久しぶりの映画記事!

はりきって書いていきます。

 

 

 

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

 

2019年に公開されたアメリカの映画です。

ジャンルはミステリーもの。

監督と脚本はライアン・ジョンソン。

この監督の他の作品と言えば、「BRICK/ブリック」や「LOOPER/ルーパー」、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」などがあります。

今作の長さは130分です。

 

ナイブズアウトの意味

複数のナイフが出た状態だそうです。

 

最初らへんのあらすじ

主人公は「マルタ・カブレラ」という嘘をつくと必ず吐いてしまう特性を持っている女性。(画像左)

 

出典:公式Twitter

 

彼女はミステリー作家の「ハーラン・スロンビー」の自宅訪問型看護師をしていました。

ある日ハーランの家で、85歳の誕生日パーティが開かれます。

 

出典:公式ホームページ

 

招待客はハーランの家族とマルタと家政婦の「フラン」。

翌朝フランがハーランの部屋を訪れると、のどを切られて亡くなっている彼を発見。

警察はハーランの死を自殺と認定するのですが、正体不明者に依頼された私立探偵の「ブノワ・ブラン」はそれを否定します。(画像左)

 

出典:公式ホームページ

 

家族全員の事情聴取から、ハーランは家族と緊張関係にあったことが発覚。

ここからブランは知らないことなのですが、実はパーティーのあとマルタがハーランに誤ってモルヒネを致死量以上投与してしまっていました。

いつも持っているはずの解毒剤はなぜか見つからず。

ハーランドの命はわずか数分のものになります。

それを聞いた彼はマルタを守るため1つの偽アリバイを作るよう指示します。

最初は強く拒否をしたマルタでしたが、救急車を呼んでももう間に合わない時間だったことと、ハーランドの強い意思を感じ取ったことから彼の指示通り行動することにしました。

 

マルタも容疑者の1人のため、ブランから尋問されます。

彼女は嘘をつくと吐いてしまうので真実のみを話します。

しかしすべては話さない。

ブランはマルタへ調査協力を依頼します。

調査に協力しつつマルタは必死に証拠隠滅をしていきます。

そんな中、家族一同の前で亡きハーランドの遺産相続の行方が発表されます。

なんとそれは家族ではなくマルタでした。

 

youtu.be

 

銀魂の神楽以外に、ゲロイン初めて見た。

 

ネタバレを含む感想

多少のネタバレが含まれます。

 

退屈しない展開

作品が始まってすぐに事件が起こる!

もうこの段階でちょっとわくわくしてしまいました。

人間関係を紹介してから始まる作品が嫌だという話ではないのですが、最初に事件が起こる方がグッと惹きつけられる感じがします。

 

また、ミステリーでちょっと飽きがちな(個人的に)事情聴取のシーンが全く退屈になりませんでした!

群像劇みたいでおもしろかった!

時間が行ったり来たり。

ややこしくて苦手という人もいると思うけど、あたしは群像劇が大好きです。

「パルプ・フィクション」とか「桐島、部活やめるってよ」、アニメだと「バッカーノ」とか。

それぞれの主観が入っていたり、嘘が紛れていたりでだいぶかき乱された感がありました。

 

あとは思ってもいなかった展開に進んだこと!

これがすごくよかったです。

マルタの偽アリバイを守り抜いてミステリー小説家最後のミステリーだ!みたいな話かと思いきや、ちゃんと真犯人がいるっていうね!

 

二転三転したわりにわかりやすかった

映画を観終わった後に、よくわからない部分があってWikipediaで補完することがあります。

この作品はそれをしなくてもなるほどね!とわかりました。

ここが重要になるよ~というシーンがわかりやすく出されていたからかな?

ヒューが犬に吠えられているシーンとか。

誰だったかの回想シーンで犬の鳴き声がします。

ここで真犯人がいるよということを示唆していたんですね。

 

ナイフはみんなの敵意?

なんでこのタイトル何だろうと考えた時、ハーランドの家族がマルタに向ける敵意なのかなと思いました。

むき出しのナイフ=むき出しの敵意?殺意?

だから最後にヒューはナイフでマルタを刺したのかなって。

敵意とか殺意って言葉でいいのかよくわからないけど。

最初は優しかった家族の人たち。

遺産相続人がマルタと分かったとたん手のひら返しでしたね。

お金って怖い……。

こんな事件があって人間不信になってもおかしくないのに、マルタはこの家族が心配だといいます。

なんて優しいんだ!

ってかお人よしすぎやしないかい!!

あたしはマルタの方が心配です。笑

 

囲碁が映っていてちょっとうれしかった

日本の車や、ゲーム、漫画などが映っているといつもうれしく感じます。

こんなに小さい国なのにすごいな日本!って。

和訳する際に日本人にウケるようにアレンジするのとはちがって、映像に日本らしさが映ってるってすごくないですか?

以前「テッド」の映画を観た時に、主人公がテッドに対して「くまモンの方がマシだ!!!」と切れたシーンがありました。

大爆笑だったのですが、きっと本来はちがうことを言っていたでしょうね。笑

 

続編

2022年公開らしい。

シリーズ化して欲しいと思っていた作品なのでかなりうれしいです!

 

jp.ign.com

 

映画館ではやらないのかな?

 

 

早く観たいです!

ミステリーものだけど、重くなく観れる作品なので子どもから大人まで楽しめるんじゃないかなと思います。

よかったらぜひ観てみてください。

 

ではっ!

 

 

お題「ゆっくり見たい映画」

 

 

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【映画の感想】『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』を鑑賞。あたしたちは自分たちが使ってる物の生みの親を知らない

どうも、いうら( @mikkabo_zunari )です!

 

前に勇気を出して書いたこの記事。 

www.iuranxx.com

とてもステキなコメントをいただきました。

ドキドキしながら投稿したものだったので、ほっとしたしとてもうれしかったです。

ということで、今回も映画の感想記事を書きます☺

 

※ネタバレを含むところがあります!ご注意ください!

 

 

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密

f:id:iuran:20201108140310j:plain

出典:<公式>映画『イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密』オフィシャルサイト|大ヒット上映中

2014年に公開されたアメリカの映画です。

ジャンルとしては歴史ものになります。

舞台は第二次世界大戦。

監督はモルテン・ティルドゥム。

前回に引き続き、こちらの作品も114分とそんなに長くない映画です。

 

イミテーション・ゲームとは

コンピュータの思考能力を評価するために行われるゲームだそうです。

具体的にどのような内容なのかというと、まずコンピュータと人間それぞれに同じ質問を投げかけます。

そしてそれぞれの回答をどちらが回答したかわからないよう第三者に見せ、どちらがコンピュータの回答かを答えてもらうというものです。

これを見破れるかどうかでコンピュータの優秀さを判断。

人工知能(AI)の開発などに使われるそうです。

別名はチューリングテスト。

 

エニグマとは

第二次世界大戦でナチス・ドイツが使用した暗号機のことです。

エニグマは世界最強と呼ばれており、暗号のパターン数は10人の人間が1日24時間働き続けても全組み合わせを調べ終わるまで2000万年かかると言われていました。

 

あらすじ

主人公は天才数学者であるアラン・チューリングという男。

イギリスがドイツに宣戦布告をした1939年、彼は英国政府の機密作戦に参加し、エニグマ読解チームの一員となります。

彼は当初同僚を見下し、行動は協調性を欠いたものばかり。

他のメンバーが紙に鉛筆を走らせている中、彼はひとりで暗号解読装置の設計に没頭します。

もちろんメンバーからの不満は溜まり続け、どんどん孤立状態に。

そんな中彼を救ったのは、クロスワードパズルの天才ジョーン・クラークという女性でした。

彼女はチューリングから読解装置の計画を聞く中で彼に興味を持ち、計画成功のために彼とメンバーの仲を取り持ちチームを結束させました。

仲間と心が通い合った彼はついにエニグマの解読に成功。

しかし本当の戦いはここからでした。

解読した暗号を利用した極秘作戦、仲間との絆が危ぶまれる事件、自分に向けられるスパイ疑惑。

アランが心の中に隠し続け、唯一心を開いていたジョーンにすら明かせなかった大きく悲しい秘密。

彼の人生は思わぬ方向へ進んでいきます。

 

ネタバレを含む感想

まず初めに、あたしの苦手教科は歴史です。

勉強したはずだけど、あまり覚えていません。

誰が何をした人なのか、1人もちゃんと説明できる気がしない、そんなレベルです。

そんなあたしがなぜこの映画を観たのかというと、ただ単純に好きなキャストが出ていたからです。

主人公のアラン・チューリングは、イギリスの大人気ドラマ「SHERLOCK」の主人公を演じたベネディクト・カンバーバッチ!

彼がキャスティングされていなかったら、この映画を観ることはなかったと思います。笑

ディズニー作品の「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出ているキーラ・ナイトレイがいたことも大きいです!

 

歴史の知識がないからこそ驚いた結末

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アラン・チューリングはコンピュータ科学と人工知能の父と言われているそうです。

映画の最後に、「チューリングの成果は何世代もの科学者たちに影響を与え、”チューリング・マシン”の開発につながった。今日、われわれが”コンピュータ”と呼ぶ物である」と字幕が流れます。

エニグマの解読のために作られたマシンが、まさか現代のコンピュータの礎になっているとは驚きでした。

知識がある人は作中に出てくるマシンで気づいていたのかもしれませんが、もちろんあたしは気づかず。

おかげで?最後に大きい衝撃を受けることができ、最後の瞬間まで映画を楽しめたような気がします。

ラッキー!

 

イギリスでは男性の同性愛行為は違法だった

知りませんでした。

日本では昔から男色なんてものがあったので、イギリスでまさか違法扱いされているとは。

何がそんなにいけないことだったんですかね。

作中でアランは同性愛行為のことで有罪判決を受けます。

窃盗や殺人のような犯罪として扱われるなんて意味がわかりません。

彼は有罪判決ののち、投獄か薬物治療かの選択をさせられ、薬物治療の方を選択します。

いわゆるホルモン治療だそうです。

映画の最後の方なんて、フラフラで顔色が悪くて見ていられませんでした。

好きな役者さんだったし、SHERLOCKの時だと考えられないような演技だったので、なんだかすごく切ない気持ちになってしまいました。

彼は治療を始めて1年後、自宅で亡くなっているそうです。

 

心に残るセリフの数々

たくさんのセリフが心に残りましたが、今回はこの2つを紹介します。

「普通じゃないってわかってるわ。でも普通を愛する人なんている?」

ジョーンのセリフです。

いい年なんだし今の職を辞め家に帰って来いと両親に言われたジョーンへ、アランは自分と婚約をしようと伝えます。

そうしたら今の仕事を続けられると。

彼は持っていた針金をリング状に丸め、ジョーンの指にはめてあげます。

ジョーンはその指輪を嬉しそうに友人に見せながらこのセリフを言います。

女性が働くことが一般的ではなかった時代にバリバリ働きたいと思っていたジョーン。

彼女もまた当時の普通ではなかったんですよね。

 

そして婚約後、やむを得ない事情がありアランは自分が同性愛者であることをジョーンにカミングアウトし、婚約破棄を申し出ます。

その時にジョーンが言ったセリフがこちら。

「私も働くし、あなたも働くの。そして一緒に暮らすの、互いを思いやりながら。他の結婚生活よりもいいわ。あなたのことが好きで、あなたも私のことが好き。お互いのことを他の誰よりも理解してるわ。」

って。

この2人はお互いを男性女性としてではなく、1人の人間として好きなんですよね。

ジョーンは困惑と怒った顔をしながらこのセリフを言うのですが、アランも同じ気持ちだと思っていたのにどうしてそんなことを言うんだと思ったのかもしれません。

悲しさと怒りだったのかも。

結局この2人は別れてしまうことになるのですが、ジョーンは別れた後もアランを支えてくれました。

 

天才の最後は切ないことが多い?

そんな気はしませんか?

アランは戦争の影の英雄だったのに、最後は犯罪者扱いをされ、薬物治療ののち自宅で亡くなっています。(自殺だとも思われているらしい)

この前観たモーツアルトの映画でも、最後は貧乏になり病気で亡くなっています。(毒殺という説もあるので本当のことはわかりませんが)

そして遺体は共同の墓穴に埋葬されています。

個人のお墓がないんですね。

どちらもすごい人物だったのに、なんだか最後はさみしいと思いました。

そしてどちらも若くして亡くなっています…。

 

ベネディクト・カンバーバッチに天才をやらせたら世界一ィィィーーーーッ!

この人頭がいい役がほんと多いですよね!

大好きな「SHERLOCK」を始め、今回の「アラン・チューリング」、「エジソン」、「スティーヴン・ホーキング」などなど…。

天才、奇人、変人…。

それぞれの天才たちをちがうように魅せられるところがすごいです!

あとは目がとてもキレイで、そこがまたミステリアス感を増しましにしているのかなと思います。

不器用な感じの笑い方もいい味を出しています。笑

とにかくベネディクト・カンバーバッチ最高です。

吹き替えの三上哲さんも大好き。

 

まとめ

実はこの作品はもう3回観ていて、初見の感想ではないんです。
さっきも言った通り、あたしは歴史が苦手で、なんとなく見たくない作品カテゴリに入れていました。
でもこの映画がきっかけで、歴史っておもしろいかもしれないと思うようになりました。
人生を振り返ってみると、小さい頃偉人の本を読むのは好きだったなとか思い出したり。
歴史の授業のように、世界の流れをさらっと覚えるのはやはりおもしろくないと思います。
でも1人1人をピックアップし、人物から時代の流れを学ぶのはすごくおもしろいのかもしれません。
漫画を読んでいる感覚に似た、ドキドキわくわく感がありました。
また偉人の映画を観てみようと思います!

 

今週のお題「最近見た映画」 

お題「ゆっくり見たい映画」

 

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【映画の感想】『バタフライ・エフェクト』を鑑賞。彼にとって本当のハッピーエンドとは何だったんだろう

 

どうも、いうら( @mikkabo_zunari )です!

 

今回は前々から書いてみたいと思っていた映画の感想の記事に挑戦。

もともと映画を観るのが好きなのですが、今までブログに書いたことはありませんでした。

というのも、あたし語るのが苦手なんです。

すごくおもしろい!これ最高!と思っても人に伝えるのがうまくできなくて。

実際に話してみると、薄っぺらい感想しか言えない自分が昔から嫌いでした。

でもやっぱりどうしても書いてみたい。ということで、今回は自分の中でちょっとしたチャレンジ記事。

温かい心と、豊かな想像力で読んでくれたらうれしいです。笑

※ネタバレを含むところがあります!ご注意ください!

 

 

バタフライ・エフェクト

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出典:映画.com

2004年に公開されたアメリカの映画です。

カオス理論の1つである、バタフライ効果をテーマに制作されました。

監督はエリック・ブレスとJ・マッキー・グラバー。

114分とそんなに長くない映画です。

 

バタフライ効果とは

物事にほんのわずかな変化を与えると、そのわずかな変化がなかった場合とは、その後の状態が大きく変わってしまうこととあたしは解釈しました。

これを調べるとめちゃくちゃ難しいことしか書かれていなくて、簡単にこういうものだよ!と明言はできそうにありません。

気になる方はぜひ調べてみてください!

 

あらすじ

主人公はエヴァンという少年。

彼は幼い頃、時々短時間の記憶を喪失することがありました。

お医者さんに診てもらったところ、治療の一環として日記を書いた方がいいと言われ書き始めます。

そして7年の月日が流れ、彼は大学生になります。

ある日丸7年間記憶喪失の症状が起こらなかったことを喜び、日記を読み返します。

すると不思議なことに、読んでいる最中そのページの過去に戻ってしまいます。

彼はしだいに自分にタイムリープ能力があることに気づき始め、自分のせいで幼馴染のエイリーの人生を狂わせてしまったことを知り、過去へ戻り運命を変える決意をします。

何度も過去へ戻り、選択肢を変えることによって再構築される世界。

そこでは必ずエヴァン本人、もしくは彼が救おうとした誰かが不幸になっていました。

最後にとった彼の行動とは…。

 

ネタバレを含む感想

小学生の頃うる星やつらのビューティフルドリーマーを観てから、タイムリープやループものに興味を持つようになりました。

今まで観た作品は、

  • うる星やつら「ビューティフルドリーマー」
  • 僕だけがいない街
  • シュタインズ・ゲート
  • 涼宮ハルヒの憂鬱「エンドレスエイト」
  • ひぐらしのなく頃に
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • 四畳半神話大系(これはちょっとちがうかな?笑 パラレルワールドもの?)
  • 時をかける少女

です。たぶんこれで全部。

見事に漫画、アニメだらけですね。笑

今回は初めての実写?ものであり、期待大で観ました!

 

見事なループ作品

伏線回収がすばらしい作品でした!

それでいて初見でもわかりやすいところがまたすばらしい!

えっ?どういうこと?という場面は特にありませんでした。

今まで観た作品の中だと、「僕だけがいない街」に1番近い感じかなと思います。

主人公が1人の女の子を救うため何度もタイムリープを繰り返すところなんかはそのままです。

僕街はこの作品ほど誰かが不幸になったりはしませんが。

 

人は自分の思い通りには動かない

エヴァンが思い浮かべた通りに全員が動いていれば、きっと何回目かのタイムリープでハッピーエンドになっていたと思います。

トミーがエヴァンの説得で犬を殺すのをやめた時なんかは特に思いました。

この時エヴァンはトミーが自分の説得で犬を殺すのをやめない場合も予想して(そもそも殺すとしか思っていなかったのかな?)、レニーに犬が入った袋を破かせるために刃物を持たせました。

しかしレニーは袋を破くためだとは思わず、その刃物でトミーを殺してしまいます。

人を思い通りに動かせないということがよく分かった瞬間でした。

物語上でも難しいのに、実際の人間となると更に難しいでしょう。

(ここで言う物語上でもというのは、よく漫画家さんが勝手にキャラクターが動くっていうやつ)

 

彼にとってのハッピーエンドとは何だったのか

この作品のエンディングは、彼女が死ぬことなく、トミーは少年院に行くこともなく、レニーが人を殺すこともなく、エヴァンの母親が肺がんになることもなくなります。

何も知らない全ての人はハッピーになりましたが、エヴァンはどうでしょうか。

彼女を救うという意味ではハッピーエンドです。

しかし彼にとっての完全なハッピーエンドとは、彼女を救い、彼女と共に幸せな人生を送ることだったのではないでしょうか。

そう考えると、彼にとっては不完全な結果だったのかもしれません。

彼が望む結果にするためには、ケイリーに再会した時に過去の答え合わせをするのではなく、たった一言「君を迎えに来たよ」と言えばよかったのだと思います。

 

ラストはお約束?

シュタゲ同様、ラストはリープのもととなる物を破壊します。

シュタゲの時も思ったのですが、もう過去に戻りたくない!という強い意思があれば破壊する必要がなかったのでは?なんて。

でももしかしたら何度もリープした人は、やはり何かのタイミングでリープしたいと思うことがあるのかもしれませんね。

誰にだって大なり小なり過去に戻ってやり直したいという時はあるだろうし、ましてや戻れる術を知っているならダメだとわかりつつも頼ってしまうかもしれない。

そう考えると破壊するのが正解ですね。

 

史上最も切ないハッピーエンド

バタフライエフェクトと検索すると、「史上最も切ないハッピーエンド」と出てきます。

しかし、あたしは「切ないラブストーリー」だったと思いました。

ただしこれは本編のエンディングの話であって、DVDには別エンディングが2つ収録されています。(こういう作品は初めて見ました!)

 そのうちの「Happy Sappy Ending」という方を観ると、確かに史上最も切ないハッピーエンドだなと思いました。

 

まとめ

期待以上にとても満足のいく作品でした!

有名なことは知っていたので、期待値はかなり膨らんでいたのにもかかわらず!

あたしのように漫画、アニメでタイムリープがおもしろいと思っている人にはぜひ見てほしい作品の1つです。

この作品には続編が2つあるらしいのですが、そっちを観るかは迷い中。

今作が気に入っているだけに、次作でん~微妙~?とはなりたくなくて。笑

もし観たことがある人はどうだったか教えてください☺

最後まで読んでくださり、ありがとうございました~!! 

 

お題「ゆっくり見たい映画」

 

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