どうも、いうらです。
過去一いい感じのサムネかもしれない。
1・2月に観た作品の感想を書いていきます!
ネタバレを気にする方は要注意!
映画
ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦
原作でも大好きな試合!
昔の映像が回想で何回か出てくるのですが、当時のままを使っているのがすごくよかったです。
原作でも昔の絵をそのまま使っていたからそういう演出にしたのかな?
あんまりキャラデザが変わらない作品だと思っていたけど、こうして比べてみると結構ちがっていました。
今の絵はより一層かわいい。
思えば1期から10年か…。
昔の映像があることで、ちゃんと今までが全部繋がっているんだと感じることができて感慨深かったです。
あとスラムダンクの映画の時も思ったけど、今の映画の音響ってかなりリアル!
キュッキュッ音やボールが落ちた音、体に当たった音。
すごく凝っているんだろうなぁ。
そしてスーパー声優の皆さんも本当にすばらしかった…!
原作を読んでいるときに研磨の一生懸命な声や、必死な声ってどんなだ?と考えてもよくわからなかったのですが、さすが梶裕貴…。
梶君が叫ぶキャラを何人も知っているけど、その誰ともちがう、ちゃんと研磨の大きな声でした。もう納得よ納得。
それと反対に、黒尾は想像していた通りのテンションと声でそれはそれで感動でした。
「ハッハァ~↑↑」みたいなところとか、あまりにも想像とドンピシャ過ぎて少し笑ってしまった。
でもツッキーとゼーハーしながら話しているシーンは、想像より息切れしていておもしろかったです。
黒尾といえばラストのウルウルしているシーン。
やっぱり動いている映像&声付きだと余計にグッとくるものがありましたね。
あとは研磨が日向に「ずっと面白いままでいてね」というシーン。
音がすべてなくなり優し気なでも不気味な研磨の声だけが劇場に響き怖さ満点でした。
そして結構楽しみにしていた和太鼓応援。
実際に聞くとかっけ~と思っていたら、エンドロールで作者が影響を受けたと言っていた学校の名前を発見し胸熱。(あたしの勘違いでなければ)
そりゃ作者が使いたい!と思った学校が演奏してくれてるんだしかっこいいに決まってるよな~!
そしてエンディングはSPYAIR。
最後の最後でエモ~!!!
一気に懐かしくなりました。
全体的にカットされた部分も多かったのですが、映画でやるにはテンポよく観れたので全然イヤな気持ちになりませんでした。
原作未読の人にはぜひ読んでほしい!
今Wikipediaを見てみたら第一部と書いてあったので、ここからラストまでは映画でやるのかな。
今後が楽しみです!
レザボア・ドッグス
タランティーノの作品を観るのはこれで3つ目。
やっぱり今回も血まみれでしたわ。知ってたけど…。
最初の意味があるんだかないんだかわからない長い会話シーンからのタイトルバック。
めちゃくちゃかっけ~~!!!黒スーツかっけ~~!!
最初の会話に関しては、2周目をしなかったので本当に意味のあった会話だったのかなんなのかは不明。
ストーリーや設定、キャラの名前など文章で読むとわかりやすく単純だったのに、実際に観るとタランティーノ節がすごい。
視点が変わったり、時系列が変わったりする作品はやっぱりおもしろいですね。
徐々にピースが集められていくのに最後の最後まで誰が裏切者かわかんなかったな。
この作品はラストがすごく好きです。
もしあたしが裏切者なのにこんなに信じられたりかばわれたりしたら吐いてしまいそう。
正体をゲロるという意味ではなく、嘔吐の意味で。
信じた側の気持ちを考えるとなんともむなしいというかなんというか…。
パルプフィクションのときもそうだったけど、また定期的に観たくなる作品な気がします。
人間失格 太宰治と3人の女たち
太宰治といえば、すごい文豪、死にたがりという薄っぺらいことしか知らなかったのですが、映画を観てみるとかなりのクソ野郎でびっくりしました。
いや、お前浮気しすぎたし、酒もたばこもやりすぎやろ!!
なぜこんなクソ野郎にみんな惚れるのか…才能マンだからか…女たらしだったからか…当時的に顔がよかったからなのか…。
映像だけの感想を言えば、さすが蜷川監督といった感じでとても鮮やかでキレイでした。
キレイな花と人間臭く愚かな太宰が対比になっているのかな。
あとは部屋や服装などに昭和のかわいさがあって見ていて楽しかったです。
そしてそんな部屋でのセクシーシーン。
エロさ満点でした。
あとは二階堂ふみのヤンデレでヒステリックな演技がうますぎて怖かったです。
太宰の死に方には諸説あるらしいのですが、この映画の死に方はざまぁみろって感じでした。
最後奥さんに手紙を残して死んだのは史実通りらしいのですが、自分が奥さんだったらなんて自分勝手な人なんだという怒りと、やっぱり最後まで別な女を選ぶのねっていう悲しさで耐えれない。
それにしてもやはり後世に名が残る人たちってのはやべぇヤツしかいないんですかね。
作中に出てきた三島由紀夫についても少し調べてみたらやばいヤツでした。
三島事件(みしまじけん)とは、1970年(昭和45年)11月25日に作家の三島由紀夫(本名・平岡公威)が、憲法改正のため自衛隊に決起(クーデター)を呼びかけた後に割腹自殺をした事件である。
アニメ
銀魂 金魂篇、一国傾城篇、将軍暗殺篇、さらば真選組篇、烙陽決戦篇、ポロリ篇
今年3年Z組のアニメが始まるので気持ちを高め始めています!
いつもは好きなギャグ回を適当に見漁るのですが、今回はシリアス回ばかりにしてみました。
うぅ…重い重いよぉ。
特に一国傾城篇とさらば真選組篇は本当に泣ける。
徐々にいろいろなキャラの過去が明かされていき、あぁ終わるんだなって感じがして続きが気になるやら切ないやらで感情の交通渋滞。
もう完結している作品だけど。
銀魂のキャラは結局銀さんが1番好きなんだけど、みんないいキャラしてるんだよな~。大好きなんだよな~。
ってかたぶん空知が好きなんだよな~。
3月からは銀ノ魂篇を観るのが楽しみです。
ギルティクラウン
昔観たときは曲と映像がいいだけでストーリーがおもしろいと思わなかったけど、今観返してみたらけっこうおもしろかったです。
主人公が人の心を具現化した武器で戦う。まず設定がおもしろい。
そしてストーリーもだんだんに謎がわかってくるのがおもしろい。
ただ専門的な用語がたくさん出てくるので、1周目のときはたしかにおもしろさがわからないかもなと思いました。
なんとなく1クール目がキレイに終わったのでいい最終回だったな感があるんだけど、2クール目もまぁまぁあるあるな感じでまぁまぁおもしろかったかな。
ただ集みたいなにウジウジした暗め主人公が好みではない&気に入ったキャラができなかったところが自分との相性はあまりよくなかったのかなと思います。
チェンソーマン
やっとDVDが旧作になったので借りてきました。
噂に聞いてはいたけど、オープニングエンディングがすごい!
オープニングは米津玄師の「KICK BACK」。
作者の藤本タツキが映画好きだからか、このオープニングには10本以上の映画パロディが詰め込まれています。
ちなみに映画のところで紹介したレザボア・ドッグスのネタも入っています。
映画が好きな人はぜひ1度観てみてください!
そしてエンディングはなんと毎回ちがう曲と映像!
なんて豪華な…!!
anoちゃんの「ちゅ、多様性。」なんかは姫野先輩のゲロチュー回のエンディングで、うまい具合にゲロチューに聞こえる歌詞と下品すぎる映像に笑ってしまいました。
この曲だけでなく全部その回に合ったエンディングになっているので毎話わくわく。
肝心のアニメのできについてですが、さすが今ノリにノッているMAPPA!
すごくきれいで迫力のある映像でした。
動くチェンソーマンまじでかっこいい!!エンジン音もかっこいい!!
デンジくんの声優さんは今回初めて聞いた方だったのですが、ちょっと棒読みで感情がわかりにくい演技が楽しいことを何も知らずに育った感があってすごく合っていたと思います。
原作を読んでからアニメを観ると、どうしても自分の想像していたキャラクターの声と実際にあてられた声との違和感がすごいことが多々あるのですが、この作品は全体的にしっくりきたのでただただアニメに没頭できました。
映画楽しみだな~!
漫画
青の祓魔師1~30巻
アニメの3期が始まるので気持ちを高め…。(略)
最新刊まで全部読み切りました!王道作品はやっぱりおもしろい!
10年読まなかった間にものすごくストーリーが進んでいて、あのキャラがあんなことに!?の連続でした。
メフィスト…、ずっと敵かと思ってたけど本当に味方だったのか…ごめん。
みんなだんだんと芯の部分から仲間になってきたのに世界は滅亡レベルでやばくなるしでこれからどうなっちゃうの!?ってかサタン倒せるの!?というのが現在です。
伏線があるタイプの作品ではないけど、それぞれのキャラクターが自分と向き合うことで読者の疑問に答えていってくれるのでとても読みやすいし感情移入もしやすいです。
ファミレス行こ。上
まさかまたこの2人に会えるとは!しかも上下巻!
1巻ものの作品だと思っていたのでびっくりしました。
作者の和山やまさんは、きっと日常でおもしろいことを見つける天才なんだろうていつも思います。
他にはあたしンちの作者さんにも思う。
一見普通の会話に聞こえるのにおもしろい。
後半になって点と点が繋がっていく群像劇のような作風もとても好きです。
カラオケ行こ。から時間が経っていても2人の付き合いがあることに安心したけど、民法や憲法の勉強をしている聡実くんとヤクザの狂児。
どうやっても今まで通りってことにはいかないみたいでなんだか切ない。
聡実くんは狂児にタトゥー除去のプレゼントをするつもりっぽいけど、それに気づいてか気づかないでか狂児はプレゼントがあると言われたことに対して「努力するわ」って。
これって何かしら感づいてるってことだよねきっと。
最後に狂児に抱き着いて何かを確認したっぽいけどなんだろ。
お別れできるかどうかの確認ってこと?
下巻が気になります。
呪術廻戦25巻
伏黒の顔でそんな表情しないでよぉぉぉぉ!!!
待ちに待った五条先生の復活巻です。
おかえりなさいムキムキゴジョセン!
服どこいったの!?着やせするタイプだったの!?
五条悟の中で先生な自分と本来の自分が混ざってきているのか、一人称がちょろちょろ俺になっているのが目につきました。
復活して真っ先に羂索のところへ向かうあたり、獄門疆で封印されてる間ずっと夏油のことを考えてたんだろうな。
宿儺戦に入る前、虎杖が「先生術式邪魔!」って背中を叩くシーンがすごく好きです。
最強な人へ向けるのはがんばれとか勝ってねとかっていう違和感のある言葉ではなく、背中を叩くことで鼓舞する。
その手があったか~!
あんなに無邪気な顔をした五条先生の顔は初めて見ました。
そして大人組のもよかった!
結界を張るのはまさかの伊地知!
伊地知自身は気づいていなかったけど、五条先生的には今までにも信頼していることを要所要所態度で示してきていたのかもしれないですね。
そして昔から変わらない関係でいる歌姫とちょっと和解したおじいちゃんの術式で出発!
どれもこれも言葉のない送り出しだけど、すごくパワー溢れる送り出しだと思いました。
きっと誰よりも五条のこと信じていて支えになってくれた硝子のためにも生きて戻ってきてほしい…!
本誌で今のところの結果を知っているけど願わずにはいられない。
あとやっぱり戦ってる五条先生はすごくかっこいい!!
呪術廻戦 ファンブック
今まで読んだどのファンブックよりもおもしろかったです!
芥見下々のルーツ話はやっぱり同世代だなと思うことがたくさん書かれていて共感できる部分があったし、久保帯人との対談ではどっちも好きな作家さんってこともあってシーンを想像しながら読んでいくのが堪らなかった。
漫画が完結したらまたファンブック出してくれないかな。
ハイキュー!!17~37巻
今回の映画のために気持ちを…(略)
白鳥沢戦から音駒戦までを一気読みしました。
やっぱり青春ってのは涙が出てきてしまう…!
白鳥沢戦での好きなシーンは、ツッキーが牛島を止めたブロックのところ!
ずっと圧をかけ続け、ずっと理性的に考え続けてのあのシーン。
今までクールだったツッキーのガッツポーズには、あたしもうおぉぉ!!!となりました。
あとは天童の「さらば俺の楽園」というセリフも大好きです。
のけ者にされてきた天童にとって自分のプレイスタイルを認めてくれる白鳥沢は楽園で、しかもバレーは高校で辞めるつもりだったと言っていることから、この試合で本当に大好きなものとの別れたんだと思いました。
稲荷崎戦で好きなシーンは、田中先輩の「平凡な俺よ」のところです。
突出したすごいところがある人たちに囲まれている中、自分が平凡であることを自覚し、それでも「下を向いている暇はあるのか」と奮い立たせることができるなんてメンタルが強いにもほどがある。
しかもこのシーンの前って、田中が稲荷崎に狙われてまくってうまくいってないんですよね。
それでもここでふてくされてもダメだしビビっても仕方ないと大きい声でトスを呼ぶ。
これだけでも相当な勇気がいることでキツそうなのに、無情にもトスは別なメンバーに上げられてしまう。
誰だって結局落ち込んだ自分を立ち上がらせるのは自分なのかもしれません。
でも田中のすごいところは、逃げ出さないし、立ち上がるのが早いところだと思います
。
同じ学年の仲間が減っていく中1度も逃げずに、何度も何度も自分を奮い立たせてきたと考えると涙が出てしまいます。
そして音駒戦の好きなシーンは、あのバレーがそれほどおもしろくないと思っている研磨が大きな声を出したり、たくさん走ったり、びっくりしたりしている全部なのですが、1番はやっぱりラストの勝敗を決めたのが汗だったところですかね。
どちらのミスでもなく、攻める烏野と守る音駒だったからこその長いラリーの結果全員の汗で滑るという結末。
楽しい楽しい試合の終わり方はこれでよかった気がします。
あとは最後研磨が黒尾に言う言葉ね!
あの研磨の楽しい発言だけでも黒尾はかなりうれしかっただろうに。
まさか感謝を言われるとはね。
思いもよらぬことを言われてきょとん顔で気の抜けた返事をしてしまったあと、遅れて脳が言葉をちゃんと理解して泣いちゃうところ!
本当に最高の試合だったなと思いました。
以上が最近観た作品のまとめです!
ではっ!